梶テストリサーチ
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粘着試験

粘着試験

試験案内

粘着力試験

ステンレス板に対する粘着の力を測定します。
ステンレス板に対して180度または90度に引き剥がしていきます。

  • 粘着力試験は、粘着製品を剥がす時に生じる力ですので、製品の意図にもよりますが、値が高い方が良いとされています。
    試験では、常温環境下で平滑なステンレス板に粘着製品を貼り、2kgのローラーで圧をかけ、一定のスピードで引き剥がします。
    粘着製品にとっては、非常に条件が整っているので、製品にとっての最高値と言えます。
    粘着製品の基本性能として知っておく必要があります。
粘着力試験

保持力

ステンレス板に粘着テープを貼り付けおもりを吊るします。

  • 保持力試験は、時間の経過と引張りに対する性能の試験です。
    試験では、ステンレス板に2kgのローラーで試料の一端を貼りつけなじませた後、もう一端におもりをぶら下げ落下するまでの時間又は一定時間後の試料のズレを測定します。
    例えばダンボール等に貼ったクラフトテープが外れて蓋が開いてしまわないよう、一つの指標としてこの結果が優れている方が良いとされます。
保持力試験

傾斜式ボールタック試験

傾斜から鋼球を転がし、停止する最大のボールナンバーを記録する。

  • ボールタック試験は、瞬間的な粘着性能を測定する試験です。
    試験では、30度に傾けた球転装置に粘着面を上にしてセットし、鋼球を助走路(100mm)を通って粘着面まで転がす。
    31種類の鋼球の内、鋼球が粘着面で停止した一番大きな鋼球のボールナンバーを記録する。
    埃やゴミ等を絡め取る粘着クリーナー等は、この値が高い方が良いとされています。
傾斜式ボールタック試験

背面粘着力試験

テープ背面を被着体とした引き剥がし試験です。

  • 背面粘着力試験は、基本的には粘着力試験と同様に2kgローラーで圧をかけ、一定のスピードで引き剥がします。
    違いは、ステンレス板に貼った試料を剥がすのではなく、試料の上に貼った試料を剥がす力を測定します。
    ロール状テープの場合、この力が弱すぎると巻き巣ができやすいですし強すぎるとテープが引き出しにくくなります。
    90度での剥離も可能です。
背面粘着力試験

引張り強さ試験

引張り試験機を用い、試験片が切断するまでの荷重を測定します。

  • 引張り強さ試験は、試料幅が25mm以上の場合は幅を25mmに切断し、 試料幅が25mm未満の場合には原幅のままで、長さ150mmの試料を各3枚採る。
    チャックとチャックの間が100mmになるように引張試験機にセットし、一定のスピードで 切断するまで引っ張る。
    基材の素材や厚みが影響します。
引張り強さ試験

伸び試験

引張り試験機を用い、試験片が切断するまでの伸びを測定します。

  • 伸び試験は、下記の計算式にて算出します。
    伸び(%) = 試験後のチャック間 - 試験前のチャック間 × 100
    試験前のチャック間

環境試験

環境条件下で製品を放置した後の製品の状態をみます。

  • 環境試験は、試料を製品が高温・多湿になる倉庫で保管される場合など、製品が置かれる環境によっておこる形状の変形や粘着剤の劣化等を見る試験です。
    JISでは、保存性試験として試料を65℃80%に24時間入れた後、粘着力試験等の試験をする場合もあります。

 

引裂強さ試験

引裂試験機を用い、1枚あたりの試料の引き裂きに要する力を算出します。

  • 引裂強さ試験は、長さ76mm幅63mmの試験片を複数枚用意し、引裂試験機にて引き裂く。
    そして、1枚当たりの試料の引裂きに要する力を求める。
引裂強さ試験

低速巻き戻し試験

ロール状に巻かれたテープを一定の速さで巻き戻す時の力を測定します。

  • 低速巻き戻し試験は、試料を取り付け冶具のローラーにセットし、試料を少し手で巻き戻しその部分を上部つかみに挟み一定の速度で引っ張る。
    結果は、平均値をN/10mmで記録する。
    この値が高いと引き出す時にそれだけ力がいるということです。
低速巻き戻し試験

厚さ・幅・長さの試験

製品の厚み・幅・長さを測定します。

  • 厚みの測定にはダイヤルゲージを用いて数ヵ所測定し、平均値を記録する。
    幅の測定にはノギスを用いて等間隔に3箇所測定し、平均値を記録する。
    長さの測定には鋼製巻尺又は金属製長尺の用いて測定し、mにて記録する。
    粘着面をのぞいた基材だけの厚みや重量の測定も可能です。
厚さ・幅・長さの試験

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