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第118回目

第118回「酵素(こうそ)」とは何か

今回は酵素(こうそ)について書きたいと思います。
あまりなじみない言葉だと思いますが、大変重要な働きをしています。
酵素は触媒(しょくばい)の1種です。

(1) 酵素(こうそ)とは何か

酵素(こうそ)は英語でエンザイムといいます。
酵素は触媒(しょくばい)の働きをするものです。
触媒(しょくばい)は反応を早くする働きをします。
触媒の代表的な物は金属の白金(はっきん;プラチナ;Pt)です。
生体中で触媒として機能するタンパク質を酵素と言います。

 

(2) 洗剤に酵素入りの物があります。

酵素入りの洗剤が売られています。
酵素入りの洗剤を使うと、汚れを分解して早く奇麗に取ることができます。
1種類の酵素は1種類の物質にしか働きません。

酵素名 分解する物質 分解する製品
プロテアーゼ タンパク質 血液、ミルク、母乳
リパーゼ 脂肪分 皮脂汚れ、動物性油脂
アミラーゼ でんぷん 食品汚れ
セルラーゼ 繊維 汚れ全般

 

(3) 触媒(しょくばい)英語ではcatalyst(カタリスト)と言います。

触媒(しょくばい)は化学反応の反応速度を速める物質です。
触媒自身は反応の前後で変化しない物を言います。
通常、化学反応を速めるために白金(触媒)や温度や圧を高める事が多いです。
自動車の排気ガスの有害物質の減少に触媒が使われているのは一般的です。

 

(4) 酵素の働きの一つ光合成(炭酸同化作用)

光合成作用は光エネルギーを化学エネルギーに変換する生化学反応です。
空気中の炭酸ガスと水に光エネルギーで炭水化合物を合製します。
その時酸素を空気中に出します。
これを人工的に作ろうとすれば、大量のエネルギー(熱)と圧力と人工の触媒を用いて作らないといけないそうです。
これも化学反応であるので、酵素を用いてより効率的に反応出来れば炭酸同化作用を人工的(工業的)に作れるようになるかもしれない。

 

(5) 酵素の立体構造

酵素は単純な構造の触媒ではなく、三次元の立体構造を持っています。
酵素は立体構造を取っており、そのために化学反応を起こす相手にうまく反応するため上手く組み合わせる様になっています。
これは非常にうまく出来ていて人口的に作るのは難しいことです。
酵素の研究が進むことが期待されています。

 

(6) 消化酵素の種類

代表的な消化酵素を書きます。
(1)デンプン分解酵素
   αアミラーゼ、βアミラーゼ、プルラナーゼなど
   膵液(すいえき)に含まれます。
(2)糖質分解酵素
   ラクターゼ、βフラクトフラノシターゼ
(3)タンパク質分解酵素
   ブロメライン、トリプシン、キモシン
(4)脂質分解酵素
   リパーゼ

(7) まとめ

酵素は今話題のコロナウイルスの病気の反応にもかかわっています。
生物の働きは巧妙にできていて、まだまだ分からないことが多くあります。
医学は進んでいますが、知れば知るほど新たに新しいことが出てきます。

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