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第95回目

第95回「アレルギー」について  2

前回に続いてアレルギーについて簡単に書きます。
アレルギー反応は複雑な作用が順次おこり、最後に結果がでます。
アレルギーは日本だけではなく世界中で増えているそうです。

 

(1) アレルギーの起こるまで

アレルギーは、特定の物質に対して体が敏感に反応して、湿疹(しっしん)、喘息(ぜんそく)、鼻炎(びえん)などさまざまな症状が現れる病気です。
アレルギーの原因となる物質をアレルゲンと言います。このアレルゲンは特別なものではなく、食物、ダニ、花粉、カビ、ペットなど身の回りにあるごくありふれたものです。
まず、体内に入ったアレルゲンを異物とみなして抗体IgEが生産されます。
その抗体IgEが組織の肥満細胞や好塩基球と結合します。
これを感作(かんさ)するといいます。
再度、アレルゲンが入ってくると肥満細胞(マスト細胞)や好塩基球の細胞表面に結合している抗体IgEにアレルゲンが結合に結合すると、コノマスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。
これらの化学物質伝達物質によってさまざまなアレルギー症状が現れます。

(抗体)抗原(アレルゲン)の侵入が引き起こした免疫反応によって、生産されたタンパク物質

 

(2) 3大アレルギー病

アレルギー病には色んな種類がありますが、そのなかで最も多い物は次の3つです。

 1) 花粉症(かふんしょう)
    春の季節になるとおおくなります。

 2) アトピー性皮膚炎(ひふえん)
    子供が小さい時に特に多い

 3) 気管支喘息(きかんしぜんそく)
    これも小さい子供に多い
    最近は大人でも多くいます。

 

(3) アレルギーの種類

アレルゲンが入ってからアレルギー反応が現れるる時間と抗体の種類よって、つぎの4つに分類されます。

Ⅰ型   即時型反応(そくじがたはんのう)
  アナフィランキシー(無防御状態)
  花粉症、気管支喘息、アトピー皮膚炎
     
Ⅱ型   即時型反応(そくじがたはんのう)
  抗原が細胞表面にあること
  不適合輸血、自己免疫溶血貧血
     
Ⅲ型   即時型反応(そくじがたはんのう)
  血清病型反応
     
Ⅳ型   遅延型反応(ちえんがたはんのう)
  細菌,真菌、寄生虫や薬剤に対するアレルギー
  T細胞、マクロファージ
  ツベルクリン

 

 

(4) アレルギーマーチ

アレルギーといえば、ぜんそくや花粉症、アトピー性皮膚炎が有名ですが、これらの症状が加齢とともに形を変えて次々と現れることがあります。
このような場合、症状が進行していくことから、アレルギーマーチと呼ばれます。
乳幼児時期に湿疹や下痢、嘔吐を繰り返したお子さんが、幼児期になると喘息になり、思春期になると鼻水やクシャミに悩まされるようになることがしばしば認められます。
このようなアレルギーマーチの進行を防止するためには、アレルゲンを早期に見出し早く治療を行うことが大切です。

 

(5) まとめ

アレルギーは現代の国民病になっています。
人体の複雑な免疫機構の負の面が出ています。
これにはアレルゲンを遠ざけるが1番いいそうです。
それと食生活の改善があります。

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