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第85回目

第85回「油」について

 

今回は、油について簡単に説明したいと思います。
昔から、水と油と言うように合わないどうしの代表のように言われてきました。
油は水に対して言われる言葉です。

 

(1)<鉛の基本データ>

油とは動物や植物、鉱物からとれる水と相分離する疎水性の物質の事を言います。
水性の物と、油性の物の分離した様子はドレッシングで見られます。
2層に分かれたドレッシングがありますが、上下に激しく振ると一時的に混ざったように見えますが、時間がたつと上下に分かれてしまいます。

(2層に分かれたドレッシング)
上:オリーブオイル
下:水に溶解成分

 

 

(2)<油の種類>

A.食用油
  食用に供される動植物油脂のうち常温で液体の物をいう。
一般には大豆油、綿実油、ごま油などがある。
パーム油、カカオバターなどの常温で固体の物は食用脂という。
B.燃料油
  自動車の燃料のガソリンが代表的である。
ガソリン、灯油、軽油、重油などがある。
C.産業用油
  機械油が代表的である。
車のエンジンオイルなどがある。
潤滑油、機械油、エンジンオイル、などがある

 

(3)<植物油の代表的な取り方>

植物油をしぼるには、大きく分けて「圧縮」と「抽出」の2つの方法があります。
ゴマのように油脂含有量の多いものは圧縮で、大豆のように油脂含有量の少ないものは抽出で搾(しぼり)ます。

A.圧縮は上からネジを回して圧を加えて、油をしぼりだすことです。

B.抽出とは、油をよく溶かす有機溶剤に原料を入れて加熱して、油を有機溶剤に溶かしだして、それを加熱して有機溶剤を蒸発させて油だけを取り出します。

 

(4)<植物油の成分>

植物油には、リノール酸やオレイン酸と言った不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。

 

(5)<植物油の製法>

植物油の歴史は古く、単純で伝統的な機械でわずかな油を圧縮して取っていました。
しかし、今世紀になると機械で搾るかわりに大掛かりな機械で化学薬品を用いて化学的に抽出するようになってきました。

石油から作られたノルマルヘキサンなどの有機溶剤で、油をはぼ100%溶かして油を取ります。

 

(6)<植物油の代表的な物>

桐油
亜麻仁油
サラダ油
コーン油
大豆油
ごま油
菜種油
ひまわり油
椿油
パーム油
綿実油
オリーブオイル
  オリーブの果実から得られる植物油である。
酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、
他の食用の油に比べ酸化されにくく固まりにくい性質を持つ。

(含有量)  
パリミチン酸 12.3%
ステアリン酸 2.0%
パルミントレイン酸 1.3%
オレイン酸 71.3%
リノール酸 9.8%

 

(7)<動物油の代表的な例>

ラード
魚油
馬油
ラニリン
バター
スクワレン
肝油
蜜蝋

 

(8)<鉱物性油の代表的な例>

石油
鉱物油
パラフィン
流動パラフィン
鉱物ワックス
シリコンオイル
ブチューメン

 

(9)<まとめ>

今回は、私たちに馴染みの深い油について簡単に説明してきました。
なんとなく油と言っていますが、水に対する言葉です。
代表的な液体と言えば水が浮かびあがりますが、それに対する言葉が油です。
油は食用には欠かせない物です。また産業用としても欠かせない物です。

 

こちらのKTRニュースもお読み下さい。
第17回「水と油はなぜ混ざらないのか」

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