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第72回目

第72回 「アルミニュウム」について

 

(1)<アルミニュウム>

原子記号は、Alで表されます。
比重は軽くて、2.7です。鉄は7.2です。鉄の1/3です。
鉄の変わりに、アルミを使う場合は、鉄のような降伏点がないため、0.2%耐力が使われます。
いわゆる、0.2%の永久ひずみの応力を使います。
ほんのわずか(0.2%)に塑性変形が起きる強度を使います。
アルミは酸にも塩基にも溶けます。
いわゆる両性金属です。

0.2%ひずみ応力

 

(2)<アルミの利点>

  1. 軽い
  2. 強い
  3. 耐食性がよい
  4. 加工性がよい
  5. 電気をよく通す
  6. 磁器を帯びない
  7. 熱をよく伝える
  8. 低温に強い
  9. 光や熱を反射する
  10. 美しい
  11. 鋳造しやすい
  12. 接合しやすい
  13. 真空特性がよい
  14. 再生しやすい

 

(3)<付属装置のEDX(イーディエックス)による分析>

  1. 一円硬貨
  2. アルミホイル
  3. アルミサッシ
  4. 自動車のエンジン
  5. アルミ缶
  6. アルミ箔
  7. アルミケース
  8. コンテナ
  9. アルミ食器
  10. アルミフライパン
  11. 電線

アルミの用途

(4)<ジュラルミン>
アルミと銅との合金です。
非常に軽量で破断強度がつよい。
JISではA2017の記号であらわされています。

 

(5)<ボーキサイト>
アルミの原料はボーキサイトです。
ボーキサイトはアルミナ(酸化アルミ:Al2O3)と水酸化物(nH2O)の混ざったものです。
このボーキサイトは日本では採れません。
オーストラリア、インドネシア、インドなどで多く産出されます。
このボーキサイトから結晶水を取り除いて、電気電気分解して、 アルミを作ります。
電気分解に多量の電気を必要とされるため、アルミは電気の缶詰めといわれます。
アルミを1トン作るためには、13000~14000kWhの電気が必要とされています。

 

(6)<アルミの着色>
アルマイト加工するときに、色を付けることが簡単にできるようになりました。
アルマイ(陽極酸化被膜)処理面に染料を流しこんで色を付けます。
染料の色の種類によって、各色に着けることができます。
このアルマイト処理した表面硬度は硬くなります。
ビッカース硬度(Hv)は150~200になります。
生鉄(なまてつ)より少し硬いぐらいです。

 

(7)<アルミの強度>
アルミその物の強さはあまり強くありません。
強度が必要とされる場合は、アルミ合金のジュラルミンが使われます。
ただし、ジュユラルミンは金属疲労にあまり強くありません。
航空機などに使われますが、点検が必要です。

 

(8)<アルミのリサイクル>
アルミはリサイクルの優等生と言われます。
アルミは何度でもリサイクルして使われます。
リサイクル率は9割に近くなっています。
アルミは1度だけ使われるのは、非常にもったいです。
何度もリサイクルして使う必要があります。

 

(9)<アルミの値段>
アルミの値段はいつも動いています。
今は200円/kgです。
鉄は100円/kgを切っています。
よく、アルミ缶を集めている人を見かけますが、65円/kg ぐらいだそうです。
今350ml缶で、15g相当だそうです。1個1円ほどです。

 

(10)<まとめ>
アルミは軽くて、錆びにくいので色んな用途に使われています。
年配の方は、学校給食でアルミ容器で食べたのを思いだす方も多いのかと思います。
少し安っぽい感じをしました。
しかし、今やアルミは色んな物に使われています。
アルミの長所を生かして上手く使えば、省エネになります

 

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