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第84回目

第84回「鉛毒(なまりどく)」について

 

(1)<鉛の基本データ>

鉛は英語では、lead(リード)です。
元素記号は、Pbです。元素記号はラテン語から取られます。
鉛はラテン語ではplumbumです。
鉛は比重が大きく、11.34です。鉄は7.87、金は19.3です。
そのために重りにつかわれることがあります。

 

(2)<鉛の用途>

鉛の用途を書きますと、つぎのようになります。
白色顔料や鉛管、蓄電池、はんだ(鉛とすずの合金)、散弾銃の玉、重りに使われています。
それ以外にクリスタルガラス、ハイオクガソリンにも使われていました。

 

(3)<鉛中毒>

鉛は多くの人が毒のイメージがあります。
鉛中毒の毒性の原因は、酵素の働きを阻害することにあると言われています。
体内に入った鉛は、酵素のチオール基と強固に結合し、チオール基を有する種々の酵素の働きを阻害するそうです。
そのために人体にとっては有害になります。

  (注) 酵素(こうそ)(enzyme:エンザイム)
生体で起こる化学反応に対して、触媒(しょくばい)として機能する分子のことです。
生体がうまく生きていくために、働きます。
立体的な構造をしています。

 

(4)<酵素(こうそ)>

酵素は、体内での色々な化学反応の触媒反応を起こします。
これが阻害されると、人体内の反応がうまく行かないことがあります。


代表的な酵素:(アミラーゼ)
  Wikipedia(ウイキペディア)より

(5)<鉛規制>

鉛は有害なので、各種の規制があります。
製品の規制には、代表的なものに次の2つがあります。

(1)1つは、ROHS規制です。
これは廃棄するときの、製品の有害物質の含有量を規制するものです。

鉛の含有量は0.1wt%(重量%)(1000ppm:0.1%)です。
分析は含有量です。

(2)EN71-3です。
欧州の玩具(おもちゃ)規制です。
子供がなめた時に、胃に溶け出す量を規制するものです。
口に入って、胃の中入ったときの規制です。
2013年に新しく規制値が変わりました。
溶出量ですので、含有量より厳しくなっています。
分析は胃液に相当する液に溶かした溶出量です。

(鉛の規制値)  
    ppm
  固形の絵の具 13.5
  ワニス、ラッカー 3.4
  その他 160

 

(6)<鉛中毒>

鉛は人体の各種の中毒をおこします。

神経系への中毒
    鉛は、肺からも消化管からも吸収され、神経や脳などに障害を与えます。

腎臓への中毒
    腎臓の機能異常がみられることがあります。

造血組織への中毒
    造血器障害や貧血がみとめられることがあります。

 

(7)<まとめ>

今回は鉛にしぼって説明しました。
鉛以外にも、重金属として有害性があるものがあります。
代表的な物は、水銀、カドミウム、鉛、セレン、マンガン、クロム等があります。
しかし微量であれば人体に必要なものもあります。
十分に注意しながら、有害なものが製品の中にはいらないようにする必要があると思います。

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