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第83回目

第83回「皮膚感作性(ひふかんさせい)」について

有害な化学物質に接触することにより、皮膚がかぶれることがあります。
通常かぶれは、皮膚刺激性ということになりますが、それとは別に皮膚感作といわれる物があります。
今回は皮膚感作性(かんさせい)について簡単に説明させていただきます。

 

(1)<皮膚刺激性と皮膚感作性との違い>

皮膚刺激性は、皮膚表面に皮膚刺激物質が触れると皮膚細胞や血管系に直接毒性反応を起こし、皮膚炎(かぶれ)を生じることをいいます。
一方、皮膚感作性(ひふかんさせい)とは、ある物質が抗原(注1)となって体内で抗体(注2)が作られる事を言います。そして抗原が再度皮膚に侵入すると、抗原抗体反応を引き起こし、皮膚に炎症を起こす事です。
すなわち、皮膚刺激性は1度でおこりますが、皮膚感作用性は2度触れないと起こりません。

抗原(注1):生体内に侵入して、抗体を作らせ、その抗体とだけ結合する物質。
         アレルギーの時は、アレルゲンと呼ぶ

抗体(注2):抗原に対抗して、血清内の組織中に形成されるタンパク物質のこと。

 

(2)<感作(かんさ)とはなにか>

ある抗原に対しアレルギー反応を起こしうる状態にすることを感作といいます。
たとえば、モルモットに異質タンパク(抗原)を注射し、1~2週間後にふたたび同じ抗原を注射するとアナフィラキシー(注3)(激しいショック症状)をおこすが、この場合前処置注射を「感作(かんさ)する」といいます。

アナフランキー(注3):発症後、きわめて短い時間の内に
                全身性アレルギー症状が出る反応です。

 

(3)<アレルギー反応>

アレルギー反応は、2段階で起こります。

    (1次反応)       (2次反応)
アレルゲン    感作(かんさ)  →  アレルゲン    アレルギー反応

まず、感作と言う段階があります。いわゆるアレルギーになる段階があります。

アレルギー反応は、体外からアレルギーを起こす物質(アレルゲン)、を食べたり、触れたり吸ったりを起こすわけわありません。
最初に体内にアレルゲンが入った時に、感作(かんさ)が起こりアレルギー反応を起こす状態になって、次にアレルゲンが来たときアレルギー反応が起きます。

 

(4)<皮膚刺激性試験>

いわゆる、バッチテストと言われる物です。
最近は動物試験ではなく、再生ヒト表皮試験(in vitro:インビトロ: 動物を使用しない試験)が主流になっています。
再生ヒト表皮に試験する物をのせて、細胞の生存率を調べます。
生存率が50以上の場合は、刺激性なしとしています。

 

(5)<皮膚感作性試験>

皮膚感作試験には、何種類かの試験方法があります。
その1つのGPMT法について説明します。
Guinea Pig Maximization Test と言われるもので、モルモットを使用します。動物試験の1つです。
試験液を1次感染および2次感染させた後、再度試験液を24時間閉塞貼り付けします。
貼り付け物除去後、24時間及び48時間後に各貼り付け部の皮膚の状態を観察して、赤くはれていないか、膨れていないか判定します。

 

(6)<まとめ>

今回は、少し専門的な内容で難しかったと思います。
しかし、アレルギーの問題で悩んでいる人が増えております。
食べ物に多いですが、皮膚の問題も多くあります。
特に、化粧品による問題が多くみられます。
自然物質で起こる場合も多くありますし、化学物質による場合もあります。

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